日本コールドネット協議会

[ 鮮度管理ハンドブック ]

   第一分冊「理論編」   



hyoshi1k.png第一分冊  理論編

これだけは知っていて欲しい
管理鮮度の基礎知識



序章
「クリエイティブになるためには基礎知識がなければならない」

第1章
動物性食品(肉・魚)の鮮度管理
「生物エネルギーの通貨」 アデノシン3りん酸の役割
死後硬直はなぜ起きるか
新しさと美味しさはちがう
熟成、牛馬必要、豚鶏不用、魚にはマイナス
「メト化」(褐変)は牛肉、マグロの大テキ
嫌な臭いのもと酸敗(加水分解+酸化)
pH価の変化と食品の品質
水分活性と微生物の繁殖
湿度、高湿度と濡らすこととは大違い

第2章
細菌と食中毒の種類と特性
鮮度管理の決め手は、細菌対策
主な食中毒菌の種類と特徴
中毒防止は水際で重要な細菌検査

第3章
植物性食品(青果物)の鮮度管理
肉や魚とちがう青果物の3つの特徴
蒸散・同化・呼吸 3つの生理作用
蒸散作用(温度と熟度と湿度と風との関係)
呼吸熱(品質が 10℃ 以上高いと発熱量は3倍)
低温障害(ハッパは冷やせ、カッパは冷やすな)
凍結障害(高感度型は過冷却に注意)
蘇生(「3F作戦」の最重要な技術)
脊地性(タテ置きとヨコ置きのちがい)
エチレン(成熟・老化促進の植物ホルモン)
まとめ − 青果物の鮮度管理

第4章
日配商品の鮮度管理
簡単でいて複雑な日配商品の品質管理

第5章
惣菜物の鮮度管理
惣菜類は品質管理上の問題児ぞろい
米飯、めん、パン類 でん粉のα化とβ化

第6章
冷凍品の鮮度管理
冷凍・解凍・PF法の基礎知識
冷凍品は -18℃ 以下にこだわる必要はない
解凍、パーシャルフリージングの基礎知識
「最大氷結晶生成帯」性悪説が有効説に逆転
パーシャル・フリージングの実際的効果
動物性食品の鮮度管理のポイント
食肉・食肉加工品
鮮魚・塩干品・練製品

   第ニ分冊「物流編」   




hyoshi2k.png第ニ分冊  物流編

お値打ちコールドネットの
物流システムづくり



序章
「啓蟄や男の夢もはいいでて」

第1章
「お値打ちコールド・ネットづくり」のターゲット(その1)
コールド・チェーンの5つの曲がり角
「常識のウソ」への挑戦

第2章
「お値打ちコールド・ネットづくり」のターゲット(その2)
興味深い2つの事例
必・十・品・管システム
T・T・Tを実践的につかめ
0℃ と +5℃ の差は無視してよい
食肉の工程別温度管理表
定温管理から適温帯管理へ

第3章
冷凍車、保冷車の新しい知識
冷凍車、保冷車はほんとうに必要か?
冷凍車と保冷車のちがい
機械式冷凍車
蓄冷式冷凍車
液窒式冷凍車
保冷車

第4章
「予冷+簡易保冷+新寒剤」の相互補完システム
レタス畑が生んだ新理論
予冷(はじめ良ければ、終りよし)
保冷その1(小さなものは、小さく囲え)
保冷その2(これからは「簡易保冷」が主役
新寒剤(リサイクル時代のエース)
「予冷+簡易保冷+新寒剤」相互補完システムの重要性

第5章
鮮度管理と物流(ロジスティクス)
マスターすべき3つの課題
ユニット・ロードシステムとは
多彩な「ECRB」のシステム機能

第6章
侵入熱量と品温上昇と新寒剤必要量の計算
熱計算に強くなれ
侵入熱量の計算
品温上昇熱量の計算
品温上昇のモデル計算
品温が 1℃ 上がるのに要する時間
無冷却配送可能時間
新寒剤必要量の計算

第7章
冷凍食品のお値打ち配送システム
時代はパーシャル(PF法の活用)
「春のボタ雪理論」は「常識のウソ」
「第3の温度帯」への挑戦
低温物流の革新
適温帯輸送を困難にしている温度差と比熱
店内に大型冷凍庫は必要か

第8章
鮮度管理のための施設
プロセスセンターとコミッサリーの役割
PC.コミッサリーづくり是か非か
PC.コミッサリーづくりの基本原則
PC.コミッサリーづくりのポイント
新しい店の後方づくり
店舗後方づくりのポイント

あとがき

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