[ 鮮度管理技術 ]
JCNの鮮度管理技術 それがF&E(Fuzzy&Economical)システムです。
F&Eシステムの特徴
- センターにおいて出荷直前まで、商品の適正温度帯で十分な予冷をします。また、使用機器も冷やし、熱を奪わないようにしています。
- 商品を断熱カバーシートで囲い、納品時まで決して外気に触れさせません。品温上昇によるダメージを最小限にとどめます。
- 夏場の数ヶ月のために、過剰な設備(冷凍車など)をしなくとも、きちんとしたシステム管理ができるなら、低コストな簡易保冷でOKという発想です。
- 無冷却配送のため、多温度帯の一括配送が可能なため、輸配送効率が向上し、コスト削減ができます。また1本のカゴ車内でも、多温度帯の積み合わせが可能です。
- ユニットロードシステムの採用で、輸配送の回転効率が向上しコスト削減ができます。また荷扱いが少なく、商品にダメージを与えることがありません。
- 外気温が高いとか配送時間が長いという、特別な場合にだけ手を打つという発想です。侵入熱量と品温上昇熱量を計算し、必要量の新寒剤を投入し、品温上昇をコントロールします。
F&E式と冷凍・冷蔵車の比較温度実験
- 従来の冷凍車および冷蔵車は、長距離でドア開閉の少ない拠点間配送においてはその能力を十分に発揮し、「F&E式冷凍・冷蔵車」よりも適しています。
- しかし、近距離でドア開閉の多い都市内配送においては、「F&E式冷凍・冷蔵車」の方が温度変化は少なく、ドアの開閉のたびに冷気が逃げ、温度変化の大きな冷凍・冷蔵車よりも適しています。
- 配送頻度が高い都市内配送では、冷却装置を付けていても、案外高い温度になっています。
<冷凍・冷蔵庫システム>
<F&Eシステム>
温度実験概要 = 天気:曇りのち雨 気温:30℃(午前10時) 検体:チルド食品